化学プラント装置
上昇薄膜蒸発装置 ガラス製多連式 CFEシリーズ CFE-30型
CFEシリーズは、垂直に立てた蒸発缶(ジャケット付パイプ)下部より原料が導入され加熱されます。原料は細管の中を上昇し、その内壁に薄膜を形成します。この膜は管内を上昇する間に熱交換され、順次気液混相状態になった後、サイクロンに導かれ、ここで気体と濃縮液に分離されます。
【特徴】●液滞留時間が短い 食品、薬品など熱敏感性物質の濃縮や蒸発に適しています。●処理量が大きい 減圧下で連続的にしかも短時間で処理できます。●接液部の材質は、ほうけい酸ガラス-1とPTFE 重金属やそのほかの有害物質を含んでいませんので、食品や薬品の製造にもお使いいただけます。また、耐酸性にも優れています。●駆動部がない サーモサーキュレーション方式ですのでモーターなどの駆動部がなく、メンテナンスが容易です。
仕様
品目コード | — | |
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型式 | CFE-30 | |
容量 | 100 L | |
処理容量 | 30 | |
使用可能圧力範囲 | 本体側 Full Vacuum~常圧、ジャケット側max.300 kPa(系内を減圧することにより、試料が導入されます。なお、常圧運転の場合は強制的に試料を蒸発缶に導入させるポンプなどが必要です) | |
伝熱面積 | 2 m2×2PCS | |
受器容量 | 20 L | |
蒸発缶寸法 | φ25×2000(H)×6 | |
フラスコ容量 | 50 L | |
濃縮液受器 | 50 L | |
主要機器 | ①容器、熱交換器、配管およびバルブ/ほうけい酸ガラス-1 およびPTFE ②架台/SGPW |
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動作環境 | max.150℃ | |
寸法 | 幅(W) 2200 奥行(D) 1200 高さ(H) 4100 |
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価格(税別) | お問い合わせください | |
備考 | ※1)処理量は、熱源に蒸気を使用し、水を蒸発させた場合の量です。2)本体標準価格には、制御計器、制御盤、真空システム、用役供給設備(クーリングタワー、冷凍機、ボイラーなど)、現地組立工事および輸送費は含まれていませんので、別途打ち合わせにより、お見積りいたします。3)ガラス以外の材質(グラスライニング各種、ステンレススチール、チタンなど)でも製作いたします。別途ご相談ください。 |
関連情報
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